ガートナー社が提言したデータガバナンスに必要な7つの要素について

今回は、気になった記事をご紹介したいと思います。

先日Google Newsを見ていると、ガートナージャパンがデータ/アナリティクスのガバナンスに不可欠な7つの要素を提言していました。

7つの要素については以下の通りです。

・価値や成果
・決定権と責務
・信頼
・透明性と倫理
・安全性の担保
・教育
・協力と文化

詳細は下記をご確認いただきたい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6b4d4f17529513ac4c051739e3a0ba131144842

この記事で面白いなと感じたところは、”アナリティクススチュワード”等、よりアナリティクスに重点を置いている点です。データマネジメントの知識体系本であるDMBOKでは、語られていない点ではありますが、世の中の分析に対するニーズを感じました。

一方で、これら7つの要素の中にあまり「戦略」や「ビジョン」といった言葉が出てこなかったことは疑問に思いました。データガバナンスを進めていくためには、組織の変革が必要不可欠であり、明確な「戦略」や「ビジョン」無しに変革を推し進めることはできません。もしこちらの記事を読まれるのであれば、「戦略」や「ビジョン」も必要なんだなぁと頭の片隅に置いて読んでいただけると幸いです。

とはいえ、7つの要素についてはわかりやすく、確かになと思う点も多かったので、データガバナンスについて知ってみたいという方はぜひ上記の記事をご一読いただければと思います。

では、本日はこの辺で。

Comments are closed.